【じゃむおじさんの闘病記】


  ★じゃむおじさんの闘病記 (2) 1998/5

 医師の話を全部聞き終え、自分なりに判断して「即決」・・・手術
お願いします。決心してしまうと気が楽になりました。

 医師から施工方法 もとぃ!、「手術方法」と術後の「理学療法」
(リハビリテーション)を絵に描きながら説明を聞きました。その後
一筆書かされる。この手術での危険は麻酔だそうです。
10.000分の1・・・の危険、0ではないのですね。手術の危険も気に
なりますが、その後のリハビリが私にとって気が重いです。

 毎日通い3ヶ月・・・、(^^; 8月の終わりまでです。
会社こんな長期に休んだら、この不景気の時もう要らないと言わ
れてしまいますね、でも仕方ないです。言われたら辞めるだけです。 
先の事くよくよ考えても始まりません、ともかく今は治療に専念して
早く治すことが先決、そう決め26日の入院前日まで出勤する。

 入院前夜はなかなか眠れませんでした・・・、うとうとしたと思ったら
妻に起こされる。朝食を摂り出かける準備をする。支度を済ませ時計を
見ると未だ少し時間があります、妻が美味しいお茶を入れてくれました。
(^_^)たわいのない話を妻としながら、一時のお茶タイムを楽しみました。

 タクシーを呼び病院へ、病院の受付で入院手続きを済ませ、待合い室
で待っていると看護婦さんが呼びに来る。病室に案内されこれからの
予定を聞く。看護婦は今後の話を話し終え一旦病室から出ていく、
新しく買ったパジャマに着替えベットの上に座り周りを見る。病室は4人
部屋で、私は窓際 左隣は足の薬指を仕事で落とした中山さん、歳は30
歳前後?、入院歴2ヶ月。反対側の窓際は若い土田くんは20歳 彼は、
交通事故(バイク)で足の骨折、膝の皿の割れ、左肩の脱臼で、入院歴
3ヶ月です。彼の反対側は鬼沢さんで一番の長老 御歳61歳。
昨日入院で2日目、椎間板ヘルニアで右足が痛むそうです。歩行困難で
車椅子を使っています。

 同室の人達と挨拶を交わして居ると、先程の看護婦さんが血圧計、
体温計、薬の入った小型の注射器2本を持って私の所へ来る。問診を
しながらテキパキと血圧、体温を測る、最後に麻酔薬のアレルギーを
見るためと言い先程持ってきた注射2本打つ、皮膚の下に針が入り薬
を挿入されると水膨れみたいに水疱が2つ出来る。30分したら見に来
ますので擦らないように言い病室出ていく。

 30分位で看護婦さんがまた来る、今度は手に何か機械をを持って
います。最初に先程の注射の跡を見て、大丈夫ですね・・・私には何が
大丈夫か解りませんが?とりあえず、看護婦さんに聞いてみる。
麻酔薬と抗生物質に対して、アレルギー体質かどうか調べる検査だそ
うです。
 
その判定の後、今度は肺活量の検査。先程の機械は、肺活量測定器
でした肺活量を測り終え機械を仕舞いながら看護婦さんが、後しばらく
したら、別の看護婦が心電図を測りに来ますので・・・・言いながら病室
出ていく。

 何だかお腹が減ったなと思い、時計を見ると12時少し前・・もうじき昼飯
の時間、どうりでお腹がぐぅぐぅ鳴るわけですね。(苦笑)
院内放送があり、昼食が届きましたと言っています。同室の中山さんが
取りに行きました、私と妻は訳が解らないので居ると看護婦さんが
私のと、土田くんの分持ってきてくれました。

 記念すべき初病院食のメニューは ご飯、シチュー、かぼちゃのサラダ゙、
ほうれん草のおひたし、オレンジ2切れ、以上です。お茶はほうじ茶でした。
まぁまぁの味でご飯も温かいです。

 食事後、レンタルで借りたテレビ、セットして観る。テレビのレンタル料
一日500円結構高いです。1時間位テレビを観ていると、先程と違う看護
婦さんが心電図を測る機械をガラガラ押しながら高山さん!と言い
キョロキョロ・・・私と鬼沢さんを見比べながら、鬼沢さんは昨日入院なので
看護婦さんどちらか迷っているようです、はい!と返事をしながら手を挙げ
るとにこにこ笑いながら私の所へ、(なかなか美形です)心電図取りますので
ベットに横になり胸を開けて下さい。

 両手、両足、胸に電極を張り付け、測定開始・・・・2分とかからず終わる。
今日の入院検査メニューはこれでお終い、のんびりリラックスして下さいと
言われる。明日は体重測定、身長測定の後 肩、胸、背中の体毛剃りそして、
入浴をしますと言い看護婦さん病室出て行く。

 今の看護婦さん私好み・・・名前、しっかり覚えました「**」さん。
妻があなたは、ああ言うタイプ好きねと冷やかす・・・(苦笑)。
しばらくお世話になるのだから、美人のがいいよと反論する。
(オジサンシテイマス)
なんやかんや、終わったのが3時過ぎ、妻に帰ればと言いましたが家に
帰ってもやること無いから言い、6時の夕食まで編み物をしながら居てく
れる。 夕食を食べた後、妻が帰って行く。消灯就寝は9時、それまで
テレビを観て過ごす。9時、院内放送があり看護婦が各病室の照明を
消して歩く。一日忙しく色々なことをやったせいかぐっすり眠れました。

 朝6時院内放送があり起こされる。検温してまた少し寝る、看護婦に
起こされる時間を見ると7時少し過ぎ・・、体温何度ありましたと聞かれる。
36度8分、後 血圧、脈も測られる。

 8時朝食のアナウンス、配膳車へ・・・私の名前が書いてあるプレートが
ありました。お腹空いていたのでぺろっと平らげる。

   ★闘病記3に続く


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