【じゃむおじさんの闘病記】
★じゃむおじさんの闘病記 (1) 1998/5
今回は一昨年(1998年)私が怪我をし5月に入院、手術、
リハビリその顛末記をUPします。(長文なので6分割でお送りします)
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事の発端は昨年(1997年)暮れあたりから、右肩が痛くなり近所の
「整骨院」へ通い始めました。整骨院の先生は四十肩ですね・・・暫く通
って下さいと言われる。仕事の帰りに暫く通いましたが、一向によくなり
ません、かえって痛みが強くなり参りました。それから原因が解らず困り
ました。
足立の鍼灸院へ針を打ちにも行きましたが駄目でした。足立、松戸、
鎌ヶ谷などあちこちの整骨院行き治療しました、再春館製薬の「痛散湯」
と言う飲み薬も飲みましたが良くなりませんでした。良くなるどころかます
ます肩が痛くなり、夜寝ていても寝返りをうつ度痛みが走り寝不足気味・・、
そんな時妻が一言、大きな病院へ行って診て貰ったら・・・・その一言で
決心!、会社に休暇届を出し「松戸整形病院」へ。
5月13日朝一番で出かけ、診察して貰いました。
医師が私の右手を持ち、右肩に手を添えぐりぐりと回す・・右肩に痛みが
走る。シャツを脱ぎ今度は指でかたの触診、ここは痛いですかと色々なと
ころを押す、診終わった後レントゲンを撮りますと言われレントゲン室へ・・・、
暫く待たされ私の番に、上半身裸になり台の上にあがり仰向けや横、俯せ
になり、8枚くらいレントゲン撮りました。
出来上がったレントゲン写真をもって、再度医師の所へ今撮った写真を
見ながら医師がやはり「腱板」が切れていますね・・・病名は「右肩腱板断裂」
(^^;。腱板が切れたままだとこの先腕があがらなくなると言われ、手術しか治
す方法ない・・・ ガァンーー!手術、一瞬頭の中が白くなる。
細かい検査を「MRI」でしたいので明後日また来てくれとの事、その時に
手術方法など説明します。がっくり肩落とし家に帰る。
医師の言った「手術」と言う言葉が、私の頭の中でぐるぐる巡る。
先生曰く、70歳を越した人に手術しろとは言いません・・まだ現役、この先
腕があがらなくなったら困るのは自分自身ですよ。確定したわけではないで
すが切れている確率は90%、明後日の「MRI」ではっきりしますのでと、
淡々と言われました。
確かに命取られる訳ではありません、妻とも色々話し28日の「MRI」の
検査の結果で間違いなく切れていたら、手術をする事に決める。
次の日、普段通り出社 夕方仕事を終えから社長に今回の事を話す。
明日の「MRI」の結果では長期の休みになると報告、了解を得る。今、
仕事結構 忙しいので気がひけるが仕方ありません。
レントゲンで切れていると判っていても、医師は「MRI」で再度調べるの
ですね「MRI」検査の当日は気が重いです、朝10時の予約ですが早めに
病院へ待つ、待つ時間が長く感じる・・・、たかやまさーーん!「MRI」室の
ドアが開き、若い技師が私を呼ぶ、私の番かと思い立ち上がるが前の人
が長引き、もう暫く待ってくれとの事、いらいらする。(^^;
私の番が来て検査始まる、「MRI」の上に仰向けに寝る。マジックテープ
で身体を固定されいよいよ機械が動き出す。ゴンゴンと結構大きな連続音
が鳴り出す。あまりいい気分ではありませんでした。検査時間は約50分位
でうとうと寝てしまいました、終わりですと耳元のスピーカーから技師の声が
して終了です。
待つこと30分位、先日の医師に呼ばれる、診察室には先程撮った「MRI」
の写真が2枚発光ボードに貼ってありました、1枚の写真の中に8分割で肩
の部分が映っていてその一枚を指さしここの部分白くなっているの解るでしょ・・・
ここが切れている「腱板」です、やはり切れています、手術しましょう簡単に
言われる。確かに丸く白い部分は判りますが、レントゲン写真やMRIの写真
の解析が出来ない我々素人には医師に言われればハイ!と返事するしか
ありませんでした。
その写真を診ながら、手術の方法を説明される。麻酔は「全身麻酔」で
肩の内側を12〜13cm切開して切れた「腱板」を肩の骨に縫合するとの事
です。術後 肩、腕を2週間固定その後三角巾で2週間約1ヶ月の拘束・・・
4週間の固定がとれた段階から「リハビリテーション」。元通りになるのは
術後約3ヶ月但し、リハビリは毎日欠かさずが条件で、一日おきだと6ヶ月、
週2日だと1年かかると言われる。