「山陰・山陽ぐる〜り大周遊の旅U(2004/3)







3日目の朝、波の音で目が覚める時間は5時少し前です。
外はまだ薄暗く雨が降っています・・・・(@_@;。昨夜天気予報
で山口県、午前中雨と報じていましたが予報通りです。
もう一度布団に潜り込みましたが、目が冴え眠られません・・
タオルを持って風呂へ。大海原を見ながらゆったりと朝風呂を
楽しみました。部屋に戻ると妻も起きていました。妻も風呂
へ行ってくると・・・一人部屋でテレビを観ていると眠気が
起き布団の上で微睡む。うとうとしていると妻が戻りそろそろ
食事時間、食べに行きましょうと起こされる。朝食は2階の
「甲子」で会食です。ここも日本海が見えます。朝食は日本
食、関東のホテルや旅館だと必ず生卵や納豆が出ますが、
鳥インフルエンザの事があったせいか「生卵」出ませんそれ
に、西日本のこの辺では「納豆」も・・白いご飯には生卵か
納豆・・・じゃむおじさんの定番ですf(^_^)。でもない物はな
い諦めましょう(苦笑)。朝食終えチェックアウト済ませバス
へ。雨の中、定刻8時10分出発!雨の割には暖かいです。
3日目、最初に行った所は「萩・松陰神社」です。雨の中
バスガイドの森永さんの案内で境内にある「松下村塾」
松陰が処刑されるまで暮らした家などを見て回る。
雨は時折強く降り足元が悪いです。約40分の散策を終え
バスへ。次に向かった所は、「津和野」です。津和野は
掘割りに戯れる色とりどりの鯉、白壁の続く武家屋敷など、
風情あふれる町です。殿町通りの堀にいる「鯉」大きな物
は1m位ありそうです。雨も小降りになり空も明るくなって
きました。スナップ写真を何枚か撮り集合時間です。バスへ
戻り次の移動場所へ。今度は「森鴎外」の生家へ。
鴎外宅を見学後、早めの昼食です。今回、結構高齢の
夫婦が多く(私達は??(苦笑))昼食時ビールなど
頼む人少ないようです。そんな訳で私達も頼み
ませんでした。いつもなら頼むのですが・・(^^)ゞ。
昼食食べ終える頃には、雨もやみ天気回復してきました。
今日、最後の観光地、縁結びの「出雲大社」へ。この出雲
大社、我々は“いずもたいしゃ”と呼びますが地元の人は
“いずもおおやしろ”と言うそうです。一つ勉強になりまし
た(^o^)。ここも、お土産屋さんの専属ガイドさんの案内で
見て回りました。950年頃の(平安時代)本殿の高さは
約48m。鎌倉時代頃から規模を縮小し、現在の本殿は、
高さ約24mで、延享元年(1744)に造営されたものだそう
です。神楽殿の「しめなわ」は長さ13mで重さ5トンの
巨大さです。出雲大社観光を終え今夜の宿、
「玉造温泉」へ今回の旅行初の温泉です(^o^)。
出雲から玉造温泉へ行く途中国道9号線、バスの
車窓から「宍道湖」が見えます。「しじみ」漁の
小舟がたくさん見えます。玉造温泉 旅亭「山ノ井」
5時15分に到着です。




●玉造温泉の泉質と効能

■泉質:硫酸塩、塩化物泉(42度〜)

■効能:神経痛、慢性皮膚病、慢性婦人病、
慢性消化器病、動脈硬化症







「津和野」殿町堀川の鯉
「津和野」殿町堀川の鯉



なまこ壁が続く「殿町」
なまこ壁が続く「殿町」


「出雲大社」の石碑の前にて
「出雲大社」の石碑の前にて
「神楽殿」の大しめ縄をバックに
「神楽殿」の大しめ縄をバックに


旅亭「山の井」の玄関前にて
旅亭「山の井」の玄関前にて


玉造温泉・玉湯川の“足湯”
玉造温泉・玉湯川の“足湯”


松江「堀川遊覧船」
松江「堀川遊覧船」


コタツのある屋形船
コタツのある屋形船


早速、露天風呂のある大浴場へ。やはり温泉は良いですね。
足腰のばし、しばし温泉三昧です。夕食の料理は、カニ、
甘エビ・・海の物がメインで美味しかったです。ただ妻は
生ものが駄目なので可哀想!(^^;。まぁその分私が2人前
食べられますが(笑)。食事後、玉造温泉の中心に流れる玉
湯川の河原の「足湯」へ。昼間の内はそこそこ暖かでしたが
夜になって冷え込み吐く息が白いです。河原に下り足湯へ
足を入れると、ちょっと熱めの温泉が心地よいです。結構
身体も温まります。時間は7時40分・・・今夜もマッサージを
8時から頼んでいましたので帰る事に・・宿に戻るとラウンジが
賑やかです。カラオケの音が館内に響きます(^^;。そのラウ
ンジを横目に部屋に戻る。8時前フロントから電話があり
マッサージこれからお伺いしますと言ってきました。昨夜
のマッサージ師おしゃべりで辟易しましたが、今夜の人は
話もせず黙々とやってくれます。身体に心地よい刺激です。
料金は35分間で4.000円でした。昨夜は3.000円少し高いで
すが、納得のマッサージでした。マッサージの後温泉に入
り冷蔵庫のビールを妻と飲みながら毎週木曜日観ている
「白い巨塔」を観て就寝は11時」30分。翌朝6時のモーニン
グコールで起こされる・・・眠い!。朝風呂に入り目を覚ます。
天気は「曇り」予報では日中晴れると言っていました。
朝食を済ませチェックアウト。バスガイドの森永さん、
添乗員の山田さんと挨拶を交わしバスに乗り込む。席は
真ん中より少し後ろです。この分だと最終日は最後尾でし
ょう(苦笑)。今日は、めのう伝承館、松江の「堀川遊覧」
鳥取砂丘等の観光です。最初は「めのう伝承館」宿から10分位
の所にあります。「めのう」は玉造温泉の東部にある花仙山
から、良質の赤めのう、青めのうが産出されたところとして
も有名で、その昔、「玉造部」という玉造集団が存在し、
皇室に伝わる三種の神器、「勾玉(まがたま)」も玉造産の
めのうで造られたとされているそうです。ここではツアー
参加者のおばさん、おっと失礼!奥様達がガラスケースに
顔を付け、のぞき込んでいます。ご多分に漏れず我妻も・・・(^^;。
約30分間の「めのう伝承館」見学を終えバスへ。次は
松江です。松江では「松江城」を囲む堀川を屋形船で
遊覧です。船にはコタツがあり暖かいです(^o^)。堀川をのんびり
遊覧、時折船の屋根より低い橋があると電動式の屋根が
下がり、そのたびに乗客は頭や背中を低く丸めます(^^;。
船頭さんのガイドも風情があってなかなか良かっ
たです。約40分の船旅楽しめました。
次に向かったのは「鳥取砂丘」です。途中「寿城」と言う
26億を掛けて築城された、お土産屋で小休止です。
時間は10時45分お腹が減ったので、私は揚げたてのカレー
パンを・・ホテル、旅館の食事に飽きてきた所なのでカレー
パンが美味しかったです(^o^)v。一服後、鳥取に向かい
ひたすらバスは走ります。旅行4日目私含め皆さんお疲れ?
バスの中皆さん居眠りしています(苦笑)。「鳥取砂丘」には
1時過ぎに到着。遅い昼食を食べる。メニューはまたまた
「甘エビ」のお刺身と陶板焼き・・です。お腹空いていたので
ぺろっと妻の分まで平らげる。食事終えフリータイム妻と
砂丘見学、写真で見たほうが迫力が・・・実際の砂丘はな〜んだぁ
こんな物か・・・です(^^)ゞ。何頭かのラクダが居ましたので
ラクダをバックに写真撮ろうとした所飼い主?のお兄さん
撮影するなら1回100円です・・ですって(^^;。お金出すのも
悔しいので止め少し離れた所で撮る(苦笑)。食事含め約1時間
30分の「鳥取砂丘」を後にし「余部鉄橋」へ。今まで日本海
の海岸沿いを走っていましたが、広島から山口ま
では比較的暖かでしたが、砂丘から少し寒くなってきました。
余部町は京都府なのですね。「余部鉄橋」トレッスル式では
日本一の規模を誇ります。西部劇の渓谷にかかるイメージの
鉄橋です。この鉄橋の有名な事にもう一つあります。「JR山
陰線余部鉄橋列車転落事故」昭和61年12月28日日本海
から吹き上げる突風「いれて」が鉄橋を渡っている回送列車を
あおり脱線、鉄橋から落下、鉄橋下の蟹加工工場を直撃し
12人の死傷者を出した事故です。回送列車でなく乗客が
乗っていたならもっと、死傷者が出たかも知れませんね。
死傷者の霊を弔らう記念碑に黙祷です。その余部鉄橋を渡る
3時21分の列車を観て3時30分に今夜の宿、「城崎温泉」
「晴嵐亭」へ向け出発です。




余部から城崎温泉へ行く道中、雪が結構積もっ
ています。この城崎温泉ではツアーのグループ、3つに分かれ
別々の宿へ我々10組ほどは「晴嵐亭」です。晴嵐亭は城崎温泉
街の一番奥にあります。4時45分頃到着です。バスから降りると
結構寒いです。先週雪が降ったと言う事で温泉街、結構雪が
あります。平屋の数寄屋造りの閑静な宿です。今回の旅行で
一番良い宿です(^o^)。ここ、城崎温泉は「外湯めぐり」が有名です。
泊まった宿の温泉は勿論入れますが、温泉街にある7つの温泉
にも入れます。私達も宿の浴衣、丹前に着替え早速温泉巡り。
宿のマイクロバスが希望の温泉まで送ってくれます。夕食前
なので一番近い「鴻ノ湯」へ。夕食前の時間だったので結構
混んでいました。温泉は最高です。



●城崎温泉の泉質と効能

■泉質 ナトリウム・カルシウムー塩化物・高温泉
湯の色:無色 源泉温度:70度
■効能 神経痛、筋肉痛、うちみ、慢性消化器病、
痔疾、疲労回復



6時30分から夕食なので取りあえず宿に戻り、夕食後温泉街散策
をしながら外湯巡りする事に・・・(^o^)。宿に戻る時は温泉街中心に
ある晴嵐亭の本館「つたや」へ行くとマイクロバスが迎えに来てく
れます。宿に戻り食事です。宿の食事処へ。何かお肉の焼くいい
匂いが・・・先に来ていた人が陶板で「但馬牛」のステーキを焼いて
います。ここの所海鮮物ばかりでしたので生のも駄目な妻は喜び
ました。我々も早速ビールを頼みお肉を焼く。陶板にバターを乗せ
焼く良い匂いです。柔らかくて美味しいです。温泉上がりの喉に
冷たいビール、う〜ぱぁ!身体に浸みる(苦笑)。但馬牛の他に
松葉ガニ、お刺身、煮物等々食事もこの旅行で一番豪華です(^o^)。
ゆっくり料理を堪能し満足です。部屋に戻り休憩、一息つき
外湯巡りへ。今度は温泉街中心の「一の湯」へ。とても綺麗で
清潔な温泉です。浴衣を脱ぎ温泉へ・・戸を開け入った瞬間、消毒
の匂いが鼻を突く・・・(@_@; 塩素の匂いです。先程行った「鴻ノ湯」
では感じませんでしたが、ここは入れすぎの感があり、折角の
温泉気分が失せてしまいました。昨今、町の健康ランドなどは
大量の塩素入れますがそれと同じで幻滅です。清潔すぎる位で
綺麗ですが・・・。ここの所全国の温泉で「レジオネラ菌」による
「レジオネラ症」を防ぐため「塩素」を入れる傾向ですね。
かけ流しの温泉には関係ないと思うのですが、温泉ファンとしては
残念です。早々に上がり妻の上がってくるのをロビーで待つ。
風呂から上がってきた妻と「一の湯」の玄関で記念写真を撮り
温泉街散策です。土産物屋、射的場など冷やかしながら「つたや」
本館へメイン通り歩いていると「晴嵐亭」のマイクロバスが停まり
運転手さんが帰りますかと聞かれる。風呂巡りはもういいので
帰る事にラッキーでした(^o^)。宿に戻り冷蔵庫からビールを出し
妻と飲む。ビールを飲むと疲れがどっと出て眠くなる。時間は
10時過ぎ歯を磨き就寝です。

5日目の朝は快晴です。朝食も豪華で
満足です。チェックアウト済ませバスへ。今朝は8時20分のん
びり出発です。本日最初に寄った所は温泉街から近い「城崎朝市」
です。朝市の入り口で蟹のみそ汁が振る舞われていました。
朝食食べたばかりでしたが頂く事に・・・美味しいですf(^_^)。
ツアー皆さんお土産色々買っていました。私達は2日目のバスの
中でお土産を注文し宅配便で送りましたので適当に見て歩く。
それと昨夜、大きな荷物も宅配便で送ったので帰りは手ぶらで・・・。
本日の観光は「籠神社」「天橋立」「姫路城」です。
焼く2時間のバス移動10時30分に「籠神社」へ到着。やはりお土産屋
さんの専属ガイドさんの案内で散策です。まずは、籠神社で
お参り。その後ケーブルカーで「傘松公園」山頂へ。「天橋立」
案内を聞き、ここの名物橋立の「股のぞき」逆さにのぞくその
景色は、海と空が逆になり、まさに天に架かる浮き橋のように見
えるそうです。言われてみればそう見えるかな???(苦笑)。
ガイドさんの案内はここまでで、昼食時間の11時30分まで
フリーです。来る時はケーブルカーでしたが、帰りはリフトで
下る事に。途中上りのリフトにバスの運転手さんとガイドさん
乗っていて手を振っていました。昼食時間まで神社脇のお
土産さんで時間を潰す。店内放送があり我々の
昼食準備が出来たので2階へと案内される。
2階に上がり昼食です。今回の旅行最後の食事ですf(^_^)。
食事、食べ終え再びフリータイム。時間があるので「天橋立」
まで行く事に全部渡るのには時間が足りませんので途中まで
行く事に。車は救急車、パトカー、は走れますが一般車は
通行止めです。勿論、人は通行でき自転車、バイク125CC以下
も走れます。ツアーの人レンタル自転車で対岸まで行く人も
いました。12時20分「籠神社」を出発最後の観光先「姫路城」
約3時間の移動です。途中ガイドさんの案内が子守歌?
皆さん寝ています(苦笑)。途中、トイレタイムで小休止。
コンビニで飲み物とおせんべいを買いこむ。3時10分「姫路城」に
到着。天気は快晴で駐車場からお城がきれに見えます。
バスガイドさんに案内され城内へ途中、何かイベントをやっていた
のか「ミスお城の女王」に遭遇、1枚記念写真を・・・ミスと名の付く
人やはり綺麗ですね。



「姫路城」の“ミスお城の女王”
「姫路城」の“ミスお城の女王”



お城入り口で添乗員の山田さんから登閣券をもらい登城です。
ここからフリータイムです。薄暗い階段を上り天守閣へ天気が
良いので気温も高く汗ばむ。天守閣から姫路の町が一望でき
殿様気分?吹く風も心地よいです。下城、城回りを散策
サクラの花の蕾もふくらんであと1週間位で咲きそうな感じでした。
サクラ咲いたらお城とのバランス見事でしょうね(^o^)。
駐車場戻る途中のお土産屋さんで名物の「塩大福」を買い食べる。
なかなか美味しいです。4時50分最後の「姫路城」を観光し終え



国宝「姫路城」
国宝「姫路城」



「姫路城」の入り口にて
「姫路城」の入り口にて



岩見観光のバスの前にて
岩見観光のバスの前にて
「鳥取砂丘」の入り口にある石碑の前にて
「鳥取砂丘」の入り口にある石碑の前にて


砂丘をバックに
砂丘をバックに


“余部鉄橋”を走る特急列車
“余部鉄橋”を走る特急列車


「城崎温泉」“晴嵐亭”にて
「城崎温泉」“晴嵐亭”にて


「晴嵐亭」の豪華な夕食
「晴嵐亭」の豪華な夕食


外湯の「一の湯」の前にて
外湯の「一の湯」の前にて


「傘松公園」から“股のぞき”
「傘松公園」から“股のぞき”


逆さに観た「天橋立」
逆さに観た「天橋立」



 「天橋立」の石碑の前にて
「天橋立」の石碑の前にて




岡山空港に向け出発。市内は夕方の交通渋滞?東京に
比べれば大したこと無いですが・・・(苦笑)、渋滞抜け
快調に走る。バスの中走りながらガイドの森永さん
お別れの挨拶、お疲れ様でした。旅行の前は4泊5日結構な
長いと思いましたがあっという間でした。空港に6時20分頃到着。
添乗員さんから航空券を受け取る。最後に山田さんがここ、
岡山空港で流れ解散です。自宅までが旅行どうぞ最後まで
気付けて帰り下さいと挨拶です。添乗員の山田さん、バスの
運転手さん笹川さん、ガイドの森永さんご苦労様でした。
お陰様で楽しい旅が出来感謝しています。
文末でお礼申し上げます。



バスガイドの森永さんと添乗員の山田さん
バスガイドの森永さんと添乗員の山田さん

今回、初めての旅行社での旅でしたが、事故怪我など無く
楽しい旅行が出来ました。

長文最後までお読み頂き有り難うございました


◆総歩行数 約46.368歩
◆バス総走行距離 約1.058km


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