「東京・葛飾柴又、千葉・松戸矢切ハイキング」(2002/5)




柴又帝釈天
(経栄山題経寺
きょうえいざんだいきょうじ

帝釈天は、寛永6年(1629)日忠上人の草創と伝えられ、
本尊は、日蓮上人自刻の帝釈天の板仏です。
この板本尊は長年行方不明でしたが、安永8年本堂再建の
際に発見され、この日が庚申の日だったため、以来、
庚申の日を縁日の日に決めたと言われてい
ます。



葛飾・柴又帝釈天
葛飾・柴又帝釈天「経栄山題経寺」




◎ 葛飾区 山本亭

山本亭は実業家の山本氏の住居が昭和63年3月14日に
葛飾区に移転されたもので、平成3年4月から一般公開しました。
浅草の小島町一丁目に住んでいた山本栄之助氏は、
大正12年9月1日の関東大震災で被害を受け、製瓦業者の
屋敷跡(当地)に移り住みました。山本亭の土蔵は、
栄之助氏が屋敷跡を取得した当時からあり、改修は行われ
ていますが、残念ながら築造年は判明しておりません。
現存する建物の中で一番古い建造物となります。
大正15年から昭和2年頃、東棟の玄関・廊下を改修し、
西棟および蔵前廊下の新築をして、当時としては珍しい
二世帯住宅の形となりました。昭和5年、東棟の湯殿を火災で
焼失。その頃、居宅の改修が施され,鳳凰の間(洋室)
を新築して、ほぼ今日の状態と同じになりました。和洋折衷様式
の特異な長屋門は、昭和5年から8年に居宅兼用であった
古い長屋門を取り壊し、新築されたものです。

※「山本亭」入館料
◎大人100円
◎65歳以上及び中学生以下は無料


柴又・山本亭にて
柴又・山本亭にて
今年のゴールデンウィークは旅行は行きませんでした。
その代わりに近間の名所等を日帰りであちこち歩きました。
今日は、ワイフと葛飾・柴又から松戸・矢切と歩き良い汗を
かきました。そのウォーキング記です。

連休前半の28日松戸・パークセンターへ歩きで「緑のフェ
スティバル」へ行きました。その後足が筋肉痛で痛くなり歳を
感じました。(苦笑)その筋肉痛も和らぎ気合いを入れ出発・・・
しかし、南風が強く歩くのも大変でした。自宅を10時前に出る。
北松戸から金町までJR常磐線で行き、金町からは京成電車
を使わず歩きました。連休のせいかディバック背負った人が
多く、京成金町駅結構混雑しています。その人混みを横目に
見ながら京成金町線沿いに歩く。相変わらず南風が強く吹き
かぶっている帽子が飛ばされそうになる。

のんびり「柴又街道」を歩き20分くらいで帝釈天の参道に到着。
参道は多くの参拝客で混んでいます。寅さんの映画舞台の
モデルに?なった「とらや」の前は特に混んでいます。
その混雑の中で写真撮っている人もいて、ますます
混みます。(@_@;  色々なお店冷やかしながら見て歩く。
帝釈天の山門をくぐり境内へ、手を清め参拝です。

参拝の後、帝釈天裏にある「寅さん記念館」へ、バスツアー客
が多く混んでいました。入館料500円払い館内へ・・ひと息で
館内蒸し暑いです。撮影のセット等が館内に展示されています。
寅さんと一緒に記念撮影する所では長蛇の列が出来ていました。
寅さんと言っても本人ではなく(当たり前もう故人です)写真との
合成です。そう言えば、北海道・小樽にある「裕次郎記念館」
でも同じ物がありました。「寅さん記念館」見終え外へ、外の空気
が新鮮?です。外のベンチでしばし小休止!。


寅さん記念館の後は隣にある「山本亭」へなかなか風情がある
日本建築と洋館の家です。この山本亭じゃむおじさんにとっては
思い出があります。前に勤めていた会社でここの水槽工事に
来ました。10年くらい前に!その事ワイフに話すと懐かしいで
しょうと言われました。当時は工事していて今のように庭園が
ありませんでしたのでイメージが違うので懐かしいと言われても
ピンと来ません(苦笑)。松戸にある「戸定記念館」と同じようです。
入館園は大人100円でした。ここでは抹茶は有料ですが
飲めます。落ち着いた大人の雰囲気が良いです。

山本亭見終え、江戸川の土手へ南風が頬に心地よいです(^o^)。
土手の上からしばし休憩。江戸川を眺める。ジョギングしてい
る人、野球をやる人そして、ゴルフをやる人、色々な休日の過ご
し方があるんだなと改めて思います。一服後、「矢切の渡し」の
桟橋へここも、バスツアー客で混んでいます。待つこと20分
くらい、2艘目の船に乗れました。風が強く今日は船外機で
普段は櫓で?パンフの写真では船頭さんが櫓で漕いでいる・・・
でもこの風では流されるでしょうね。約5分ほどで対岸の
松戸・矢切に到着です。





河川敷の中を歩き松戸側の土手に上がる。
降りたところの矢切苑無料休憩所でトイレタイムです。
風が強く畑の砂が舞い上がる(@_@;。キャベツやカリフラワー畑
の中をのんびり歩く、途中 西蓮寺脇の「野菊の墓文学碑」を
見ていく。見終え、県道市川松戸線へ、京成バス下矢切
バス停へここからバスで松戸駅まで移動です。時間は11時
40分待つこと5分ほどでバスが来る。道路お休みで空いてい
ます。15分くらいで春雨橋に着く。バスの中で昼食は”蕎麦”
がいいねと妻と話す。それなら松戸駅手前の春雨橋で降りて、
手打ちそば「田中屋」へ行こうと決める。最近バスに乗ったこと
あまりありませんでしたがバス代って結構高くなっているので
すね・・・妻があなたは浦島太郎状態なのよと言われる。(苦笑)

バス停から歩いて1分「田中屋」へ昼時間か結構混んでいなした。
丁度食べ終え、席を立った先客が居たので待たずに席に座れま
した。歩いている時喉が渇いていたと言い妻は自販機でポカリス
エットを買い飲んでいました。私にも飲むと?聞かれましたが飲
まずに来て良かったです。まずは「ビール」と肴に「ゆずつくね」
を注文冷たいビールが喉にしみます。(
*^_^*) ウ・マ・イ!
ゆずつくねも美味しいです。

私は「てんもり」を妻は「ミニ天ざる」を注文。ここの蕎麦とつゆは
私に好みです。お腹一杯になり満足、満足です。
ここから歩いても自宅まで30分もあれば帰れますが少々くたびれ
たので一駅ですが電車で帰る。自宅には1時過ぎに到着しました。
久々に歩きくたびれましたが心地よい疲労です・・・。
風呂に入り筋肉痛にならないよう、足をマッサージしましょう。
以上ウォーキング記でした。

                          歩行数約13.500歩

寅さんのイラスト

〜ここには、日本人の心の故郷 《寅さん》 のすべてがあります〜

記念館は、柴又公園と一体となったユニークな建物です。
記念館の内部とエレベーターで結ばれている公園頂上の
「あずまや」からは、帝釈天や山本亭、そして雄大な江戸川の
流れを一望することができます。記念館では、
映画「男はつらいよ」の世界を12のコーナーに分けて紹介。
建物中央の吹き抜けのスペース「光庭」には、シリーズ
全作品のロケ地が一目でわかる「こころのふるさとマップ」
が設置されています。

※寅さん記念館の入館料
◎大人 500円
◎子供 300円
◎シルバー400円(65歳以上)


寅さん記念館にて
寅さん記念館にて



「矢切の渡し」記念碑
「矢切の渡し」記念碑の前にて



”矢切の渡し”
”矢切の渡し”







江戸時代の初期に、江戸川の両側に田を持つ農民が、
関所を通らずに江戸と往来したことから、この「矢切の渡し」が
始まりました。江戸川唯一の渡しであり、伊藤左千夫の
小説「野菊の墓」で政夫と民子の悲しい恋の舞台に
もなりました。また、ヒットをした同名の歌謡曲の舞台でもあります。
江戸川の水が春とともに暖かさを増す時期になると、
船頭さんの手漕ぎの舟が、およそ150mの江戸川を
毎日往復してくれます。矢切と対岸の柴又を結ぶ情緒
たっぷりの木製の渡し舟は、訪れる人々の気持ちを
のどかにさせてくれます。川面を渡る手漕ぎの舟や、
ヒバリ、ユリカモメの声などは、この度柴又帝釈天とペアで・
残したい日本の音風景100選”に選ばれました。
この渡し場から歩いて20分程のところに西蓮寺があります。
ここには、伊藤左千夫の小説「野菊の墓」の一節を刻んだ
文学碑があります。また、隣接している野菊苑展望台
からの見晴らしは素晴らしく、矢切耕地、江戸川の流れ、
遠方には東京の街並みが見渡せます。





矢切の渡しご利用案内
ご利用料金 片道 大人(中学生以上) 100円  
子供(2才〜小学生) 50円
運航日 1月1日〜1月中旬及び3月中旬〜11月30日は毎日運航します。上記期間を除く12月1日〜3月中旬は土曜・日曜・祝日及び 庚申の日のみ運航します。
※ただし、雨天・荒天の場合は運休します。
運航時間 午前9時〜日没まで
乗船定員 1艘 約30人乗り
乗船場所 柴又7-18先江戸川河川敷
京成金町線柴又駅より徒歩10分

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